アシスタントAIには大きく分けて2種類のAIが存在します。文書検索やファイル解析などの特定のスキルをもつアシスタントAI。そして複数のアシスタントAIを統括し、最適な指示を出すスーパーバイザーAI(上司AI)です。本ページでは、それぞれのAIの役割と活用例を紹介します。
目次
そもそもアシスタントAIとは何か?
A. 業務をサポートしてくれる助手みたいなもんだよ
アシスタントAIとは、まるで専門の秘書や助手のように、特定の仕事をこなしてくれるデジタルの働き手です。
例えば、資料を整理するアシスタントAI、データを分析するアシスタントAI、スケジュールを管理するアシスタントAIなど、それぞれ得意分野を持ったAIたちがいます。

アシスタントAIのAくん
得意分野:社内文書検索と文書作成
アシスタントAIのスキル(得意分野)とは
彼らは単なるツールではなく、「スキル」という能力を持ち、それを使ってあなたの仕事をサポートします。
たとえば、「添付ファイル解析スキル」を持つアシスタントAIにお願いすれば、添付したファイル (例えばPDF文書など) の内容を自動で解析し、内容を説明してくれます。「社内文書検索スキル」を持つアシスタントAIなら、Google ドライブに保存されている内部文書などを参照し、あなたの質問に回答をしてくれます。

社内文書検索スキル
スーパーバイザーAI(上司AI)とは
さて、それぞれのアシスタントを管理し、彼らが最も効率的に働くためには「指示役」が必要になってきます。そこで登場するのが、「スーパーバイザーAI(上司AI)」です。
上司AIはその名の通り、各アシスタントAIに指示を出す「指示役」であると同時に、アシスタントAIチーム内でのコミュニケーションの「仲介役」となる存在です。例えば、「添付したPDFファイルの内容を解析して、過去の社内の事例をもとに文書をまとめる」という仕事があったとしましょう。
1. ファイル解析アシスタントがファイル内容の要約
2. 過去事例検索アシスタントがその内容と近い過去事例を検索
3. 検索内容を上司AIが確認し、ユーザーの要望と照らし合わせて回答を作成。
この流れをスムーズに管理し、誰にどの仕事を任せるべきかを判断し、アシスタントAI間のやり取りを仲介することが上司AIの役割です。彼がいることで、アシスタントAIたちはバラバラに動くのではなく、協力して効率よく仕事を進められるのです。

FID社内業務特化型アシスタントチームの紹介
FID業務専用アシスタントチーム
社内業務の効率化を図るため、FID専用のアシスタントAIチームを作成しております。
このAIはChatGPTの機能を社内独自の業務専用に拡張したものであり、従来のChatGPTなどの生成AIには存在しない、社内ナレッジベースにアクセス可能なチャットボットAIになります。現在は3人のアシスタントAIがご利用可能です。上司AIとのチャットの他に、3人のアシスタントの中から特定のアシスタントを選択して直接指示を出すことも可能です。
各アシスタントの詳細はFID専用アシスタントページを参照ください。

安全の汎用アシスタント
汎用アシスタントとは
FIDの業務専用のアシスタントAIとして、アシスタントAIチームとは別個で汎用アシスタントをご用意しております。基本性能は、普段皆様がご利用しているChatGPTと同様のものとなります。利点としては、社内の内部情報などをChatGPTなどの外部のチャットAIに読み込ませた場合に、外部に社内の情報が渡ることを防ぐことができるという点です。
具体的にどうやって使うの?
A. 基本的にはChatGPTのような使い方でOK
基本的にはChatGPTと同様にチャット形式で上司AIとのやり取りをすることになりますが、以下の点に着目して使用していただくことを推奨します:
アシスタントチーム紹介ページの確認
社内専用アシスタントチーム紹介ページでは、FID社内業務専用のアシスタントチームや、チームを構成するメンバー( アシスタントAI )に関しての詳しい説明を記載しております。特に「2. 各種スキルの詳細説明」では、実際の業務でアシスタントのスキルを効果的に使用するための指示方法などの詳しい説明が記載されております。
特定のアシスタントに直接指示を出す
基本的には上司AIへ指示を出しますが、用途に応じては特定のアシスタントを直接指定することも可能であり、それによりアシスタントのもつスキルをより早く引き出すこともできます。たとえば、