BQアカウント作成の手順

① 全体共通:セキュリティ保護のため、手動対応が必須の項目

①-1 IPアクセス制限の設定

設定画面で任意の数のIPアドレスを自由に追加/削除できます。
ここに登録されているIP以外からはRMにアクセスできません。

※ FIDのIPアドレスだけは削除できないようにしています。
理由:顧客サポート+会話ログ監視のため、全ドメインに最低1つはFID共通アカウントを作る想定のため。
①-2 ユーザーごとに利用可能なAIを設定したい場合

1つのクライアントに対して複数のAIを提供している場合、「このデータ範囲は、会社の中でもこのアカウントだけしか見れないようにしたい」などのセキュリティ要望に備え、特定のアカウントに特定のAIを紐づける仕様にしております。

よって、ユーザー管理権限を持つアカウントは、以下の対応が必要になります。

AIが新規追加された場合 デフォルトでどのユーザーにも紐づいていません。
必要なユーザーにのみ手動で選択して紐づけます。
ユーザーが新規追加された場合 デフォルトでどのAIにも紐づいていません。
必要なAIを手動で選択して紐づけます。

② アカウント作成フロー(ダミーデータを読み込ませたAIを提供する場合)

共通ドメイン(ダミーデータ): https://bq-sample.motenasu-rm.com

  1. 上記の「①-1 IPアクセス制限の設定」を行う。
  2. 部署の設定画面でクライアント名を追加する。
  3. ユーザーを新規登録する。
    • ユーザー名: 「会社名_名前」(要相談)
    • 姓/名/メールアドレス: ご自身のもの
    • 部署: 上記2で登録した会社名
    • ユーザーロール: 一般ユーザー
  4. 仮パスワードを発行しクライアントに通知する。

    ※ 仮パスワードの利用期限は1週間です。

  1. クライアントが「ユーザー名」「仮パスワード」で初回ログインを行うと、自動的にクライアント自身のパスワード設定画面に遷移し、本登録完了となります。
  2. 上記の「①-2 AI権限の設定」をクライアント側のルールで行っていただきます。

③ アカウント作成フロー(実データを読み込ませたAIを提供する場合)

③ 顧客ドメイン(実データ):https://<顧客名>.motenasu-rm.com

導入からアカウント発行までの全体的な流れと担当部署、目安時間は以下の通りです。

Step 担当 実施内容
1 マーケ部 クライアントから依頼を受ける
クライアントに以下3点を確認する
  • ① メールアドレス
  • ② 氏名(姓/名)
  • ③ アクセス可能なIPアドレス
2 システム部 環境構築
  • RM環境のBigQueryにデータ構築
  • クライアント用のAI作成
3 システム部 デプロイ・動作確認
  • テスト環境にデプロイ → 動作確認
  • 本番環境にデプロイ → 動作確認
※ デプロイ時はRMを停止するため、可能であれば夜間に行いたい
【プラットフォーム管理者 / 運営管理者】(1人)
FIDサポートアカウント作成
4 マーケ部 アカウント発行・クライアントへの引き渡し
  • 【アカウント管理者 / 企業管理者】(max3人):クライアントの代表者を登録
  • 【一般ユーザー】(max50人):社員メンバーを登録してもらう
  • クライアントのIPアドレス登録
  • クライアントにお渡し(仮パスワードも一緒に渡す)
  • アカウントごとに必要な種類のAIを紐づけてもらう(「①-2 ユーザーごとに利用可能なAIを設定したい場合」を参照)